自然エネルギー信州ネットSUWAは諏訪圏全域の自然エネルギー普及推進組織として活動しています。

あの人に会いたい!

【特集】あの人に会いたい!

■2012年11月10日 カラマツストーブ普及有限責任事業組合

だいぶ寒さを感じる季節になりました。
そこで今回は、信濃花苑を営みながら、
針葉樹が焚ける『カラマツストーブ普及有限責任事業組合』を運営する
清水さんを訪ねお話を聞いてきました。(ストーブにあたってきました)

画像の説明

場所は茅野市湖東、八ヶ岳はもうすぐそこ、奥蓼科入り口です。

画像の説明

なにげにおしゃれです。

画像の説明

にこにこ顔の清水さんと『信濃花苑』その庭園です。
珍しい(貴重な)品種の樹木を育てながら、
この時期は種採取、奥のハウスで苗作りもしているそうです。
実は、忙しいさなかに訪問しちゃいました、貴重な時間を
さいていただきありがとうございました。
さて本題、カラマツストーブはこの左手にあります。

画像の説明

ありました~。入った瞬間から暖かいです。

画像の説明

中はご覧の通り、大割のカラマツです。
でも皆さん知ってますか?通常の薪ストーブは広葉樹が基本で針葉樹は
焚かないんです。
針葉樹を頻繁に焚きますと『黒いすす』とか『コールタール状の液体が
流れ落ちたり』で大変なんです。伴いまして針葉樹は通常の薪ストーブ
では完全燃焼しないと言うことだと思います。
すごいですね~ 見た瞬間に納得です。
ストーブ周辺や煙突がきれいで、すすっぽくなく、まさしく針葉樹OK
のカラマツストーブです。
お聞きすれば、灰を約5センチほど貯めた状態が良い、と言いますから
これまた驚きです。また、おきがあまりなくても薪を入れた瞬間から
パチパチと音がして燃えるのは燃焼効率が良い証拠です。
しかも意外と火持ちが良い!これは灰を常時貯めておくからかもしれません。
『世界中のストーブを見た後、しかるべき研究と科学で作り上げた!』 →納得です。

画像の説明

薪ストーブを炊く時は煙突も重要な要素です。
驚くのは針葉樹を炊いていてもご覧の通りカラカラ、
きれいでいること自体、優れものである事を証明しています。

画像の説明

車で5分とかからない薪ステーションの様子です。 いい感じですね~。

画像の説明

薪ステーションに在庫するカラマツ原木と周辺環境はご覧の通りです。
同じ諏訪郡内ではあるものの空気まで新鮮に感じました。
今日は良い所へ来る事ができました。 周りの景色を見ても
私の持ち山を見ても、 あるのはカラマツと赤松と杉、利用価値の少ない?
針葉樹ばかり、この『カラマツストーブ』の有効性を実感しました。

(記 自然エネルギー信州ネットSUWA 運営委員 小坂)


■2012年9月8日 信州ネットSUWA 運営委員宮坂さん

今回は自然エネルギー信州ネットSUWA 運営委員の宮坂さんに
お会いしました。
お会いした宮坂さんは諏訪市角間新田、霧が峰の登り口です。
昨年庭先に不要な伐採木があるとの事でもらいに行ったのがきっかけですが、
(現在乾燥中でこの冬使わせていただきます)
庭先にあるソーラーパネルに驚き今回訪問させていただきました。

ご覧ください。

Mソーラー 

1999年8月に起工、13年経過です。
基礎コンクリートまで打ち強固な専用架台にのるソーラーパネル
145ワットx24枚=3480ワット/H です。
個人のお宅としてはあまりに壮観な姿です。

接続箱 

この接続箱でソーラーパネルからの配線を一つにまとめてパワーコンディショナへ電力を供給しています。

Pコン 

13年働き続けたパワーコンディショナの仕事ぶりです。
今は700ワット出していました。
これでソーラーパネルからの直流電力を家庭で使える交流電力に変換しているはずです。

ソーラー4  

これまた初めて見ました。
左が毎月目にする電力会社からの「電気使用量のお知らせ」
その右に「太陽光等受給電力量のお知らせ」がくっついているんですね。
今月は [ 226kwh ] でした。

お聞きすれば、
原子力による発電に拒絶感、違和感を感じ設置との事。
私も同感です(でも私にはここまでの行動力はなかった)
自然エネルギーがにわかに注目され全国的に普及し始めている今、
13年前に個人としてここまで形にした事の素晴らしさを感じました。

(記 自然エネルギー信州ネットSUWA 運営委員 小坂)



■2012年8月7日 岡谷市湊の中澤さん

自然エネルギーって何だろう?そんな悩みを持ちながら・・・

今回は岡谷市湊で農業生産法人を営む中澤さんにお会いしました。

お伺いした中澤さんの、[㈱光変換光合成促進農法]の実践農場は、茅野市泉野市道坂上3928-1です。
(エコーラインの一里塚と縄文の湯の中間点)です、目印はピンク色です。

以下一行は中澤さんのコメントです。
『今ならミニトマト、と大型トマトが、収穫できます、ご自由に立ち寄り、お持ち帰りください!』
ご興味ある方はお言葉に甘えましょう!

中澤さん

茅野市の農場でトマトを収穫する笑顔の中澤さん
(日本テレビのザ!鉄腕!DASH!!に登場した中澤さんです)
写真に写っているトマトはまだ青いですが、木の下はそれはおいしそうな今が食べご
ろの真っ赤なトマトが鈴なりでした。

ミニトマト

ミニトマトもご覧の通り!
甘くておいしかったです。
光の関係で色は出ていませんがハウスには中澤さんが商品化した20~30%成長が
早く且つ収穫量も多いピンクのシートがかけられています

パセリ
茅野市の農場はかなり広いです。
ちなみにこのハウスはパセリが一面です。
20ミリの広角レンズでも私のカメラでは全体は写せませんでした。

薬草

これまた茅野市の農場です。
今までの野菜作り(トマト・ミニトマト・レタス・ほうれん草・にんじん・パセリ・
白菜 他もろもろ)
に加えこれからは薬草栽培及びその2次加工も始めるそうです。
2次加工とは洗浄・乾燥・分断等で大手製薬メーカー向け薬草原料として出荷(商談
は成立済)が始まるそうです。

ソーラーとにんじん

これまた少し離れた(車で3分)茅野市の農場です。
ここは薬用にんじんの栽培予定地ですが、
地上1.5m程度が薬用にんじんでその上はソーラーパネルを設置予定との事です。
法令関係は調整確認済でクリアし、今は事業化に向け具体的計画作りに入っているそ
うです。

悩みが解決!です。
これが自然エネルギーの原点だと実感です。
なにかとソーラーパネルや風力や水力発電に目が向けられがちですが、
最も歴史があり、しかも我々の生活の原点、太陽と大地の恵みです。
その原点に現在の科学技術をプラスする思考力と行動力に感動です。

(記 自然エネルギー信州ネットSUWA 運営委員 小坂)



■2012年6月9日 ソーラーカーの松浦さん

以前信州ネットSUWA運営委員会に乗りつけてくれたソーラーカーが忘れられず、
今回は下諏訪町にお住まいの松浦さんにお会いしました。

松浦さん

オーナーの松浦さんは、5年ほど前に市販の電気自動車を元に
自然エネルギーを利用しようと独力でソーラーパネル及びコントロール回路を追加。
個人の趣味?(には見えないですが)の領域をはるかに超え、しかも、
法律準拠で合法!ナンバー付きで今も一般公道を現役で走行活躍中です。
おりしも小型電気自動車規格が議論されている今、まさしく時代の先駆者です

Sカー1

あるんです、諏訪の地元にこれだけのインパクトで存在感のある乗り物が

Sカー2

一度見ると忘れられないです
私も試乗しましたが近未来がここにあり楽しいです

Sカー3

軽量化のためアルミを主とした架台
且つソーラーパネルの角度調整も可能な構造です

Sカー4

搭載するソーラーパネルの出力は、直流で約8Vの8Aを4枚、およそ250ワット
ちなみに車体は直流48V仕様でバッテリー容量はおよそ3000ワット

回路1

車体の電気仕様と合わせるためのオリジナル回路
(簡単に作れるものではないです)

回路2

パネル出力(充電)状況をここまで目に見える形で自作した事もすごいです。
(当日は雨まじりの曇り空で太陽はまったく見えませんでした)

楽しいですね!~ 極々近い未来を感じました。
私は街中でこのての小型コミューターを頻繁に目にする時代は近いと思います。

(記 自然エネルギー信州ネットSUWA 運営委員 小坂)




■2012年5月6日 アースデイ原村2012に行ってきました

会場は 原村 八ヶ岳自然文化園内 芝生広場
当日は荒れ模様の天候で少々肌寒い一日でした
(朝は天気良さそうだったのに)
ただスタッフの頑張りには感動です、熱い思いを実感しました。

受付

入り口で我々を迎えてくれた横断幕?(こういうのはなんて言うのかわかりませんが)
芸術的で魅力的です、心が和みますし、スタッフの方の気持ちが伝わってきます。

今回は会場内の自然エネルギー関係をご紹介です。

電気自動車12

八ヶ岳ヒューマンエナジーの皆さんが手作りした、
改造電気自動車(車検取得済!でナンバー付き)
ドアのステッカーもおしゃれです

電気自動車2

日常の足として使っている一人乗りの電気自動車
化石燃料をガブ飲みする暮らしに疑問をいだいている私にとっては感動的です。
ナンバー付きで公道を通勤や買い物に常用しているそうで
生活に密着している事がすばらしいです

会場

右の大きいソーラーパネル3枚はイベントのステージ用電源で、
BDFを燃料にした発電機と、この太陽光発電で充電したバッテリーと
電気自動車のバッテリーを合わせて賄っていました。
BDFは八ヶ岳ヒューマンエナジーさんが富士見町と原村の家庭から
資源回収したてんぷら油で作っているそうです。凄い!

ソーラークッカー

八ヶ岳ヒューマンエナジーさんのブースにありました
お話しを聞くと太陽光があたればこの状態でお湯が沸騰するそうです
当日は天候が悪く機能は発揮しませんでしたが、
是非これは天気の良い時に一度体験してみたい一品ですし、見事な工業製品です

自然エネ信州ネットSUWA

当日は自然エネルギー信州ネットSUWAも出展しました

水車

八ヶ岳自然文化園内を散策中に発見しました
あるんですね~、あるところには!
何か仕事をしているとさらに感動的ですね

これからも定期的に地域の自然エネルギー機器[実例]を取上げていく
予定ですのでよろしくお願いします。

       (記 自然エネルギー信州ネットSUWA 運営委員 小坂)

powered by Quick Homepage Maker 4.81
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional